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フェイルセーフってご存知ですか? |
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2017年4月10日
各地では桜の花も咲き始め、ようやく春が来た!という感じですね。心ウキウキ(55歳が口にするかw)、弾む時期です。
しかしながら、この時期はいろいろなウイルスも動き始めるし、牛さんもいろんなホルモンのバランスが変わったり、と危険な時期でもあることを心に留めておきましょう。
とここまで書くと、皆さんは「今回は病気予防の話だな!」とピンとくるかもしれません。
しかし、今回は少し違う角度から考えてみようかと思っているんです。
昨今の伝染病予防のために、皆さんの農場でも消毒ゲートを作るとか、ワクチンを打つとか、来客用の長靴を用意するとか、いろいろと対策を打っていらっしゃることと思います。
しかし、万が一、その防衛網を敵がかいくぐって、牧場に病気が侵入したとしたらどうでしょう?もちろん、家畜保健衛生所に届けるなり、治療するなり、最悪の場合は淘汰する、などの措置を取らなければならなくなります。そうなった時は、「その牧場」の飼養頭数が少ない方が有利ですよね?
そういう風に、例えば一万頭の牛さんを飼うなら、一万頭を1ヶ所の牧場で飼うよりも、二千頭の牧場を5つ作る方が、いざという時には損害が少ないでしょ?
このように、いざという時の保険を考えて計画することを「フェイルセーフ・システム」と呼ぶのです。例えば、いざ補給路が断たれた時のために、飼料を予備の分も含めて仕入れておくとか、水のタンクを2箇所にするとか、いろいろなアクシデントを考慮してシステムを作るわけです。
あ、だからと言って、予備の奥さんや旦那さんを作ってはダメですよ(笑)。
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