第４６３話：生産性向上への取り組み

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2017年3月9日

　休みを取って、子供のソフトボールの試合を見に行きました。が・・・・雨で中止。まあ、それはしかたがないのですが、今まで5回試合を見に行って4回雨で中止でした。今回さらにひとつ記録を伸ばしました！小生、晴れ男のはずなんだけどな～～～～。
　
　
　生産年齢人口の減少。これは様々な業種に影響を及ぼしています。とくに、農業関係の分野では私の知る範囲ではどこも人員が足りていないように感じます。そのような中で、どうすればいいのか？非常に難しい問題ですね。

　私が是非とも取り組んでいただきたいと思っていることは今回のタイトルにあるように生産性向上への取り組みです。何だか漠然とした言葉ですね。しかし、今までずっと畜産業は他業種と比べて少し遅いかもしれませんが、この生産性向上への取り組みによって進歩してきています。たとえば、堆肥出しにホイルローダーを使うことも以前は人力で堆肥を出していたことを考えると生産性の向上です。餌の自動給餌機ももちろん生産性の向上です。ワクチンによる疾病予防も生産性の向上です。今まででは考えられない頭数をわずかなスタッフで上手に管理している事例もあります。周りを見回すと、たくさんの過去と比べて生産性が向上していることを見つけることができますよ。普段何気なく過ごしていると気が付きませんが、本当に小生が獣医師になったころと比べて隔世の感がします。

　農場だけでなく、われら獣医師も生産性を向上させなくてはと、シェパードでも現在獣医事務作業の改善に取り組んでいます。探せば色々とできることがあります。こらからの時代、とにかく知恵を捻り出して未来に向けてできることから一歩ずつ前進していく。とにかく考えて、考えて、知恵を出す。お金も出さないといけないことはあるかもしれないけど、その前に知恵を出す。
これからの牧場のひとつのキーワードとして「生産性向上」というものがあるといいですね！