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さて、斉藤牧場さんの様子がだいたいイメージ出来ましたか?では、ここからは牧場が出来るまでの歴史?を手短に紹介いたします。 斉藤さんは昭和22年、12世帯と独身者の斉藤さんが北海道開拓団の一員として山形から旭川市南東の神居に入植。開拓団メンバーの中では最年少の19歳でした。当時、開拓団メンバーは世帯を持っている事と成人であることが条件だったそうですが、斉藤さんは奥の手を使って?何とか認めて貰ったそうです。 開拓団一人当たりの割当面積は7.5haでしたが、入植当時は全員の土地を一つと見なし、開拓しやすい所から順に共同で開墾し耕地にしていきました。 しかし、自分の割り当て地が畑地なってくると独立する人が出てきたため、入植4年目には共同経営を解散、個人経営することになって土地を再分配する事になりました。 この時最も若い斉藤さんはまだ一鍬も入っていない一番条件の悪い山奥の場所を与えられたそうです。昭和26年(1,951年)の事ですから私がまだ1歳の時です。(あっ、私の歳がバレちゃいました!)そして、ここが現在の斉藤牧場の発祥の地となりました。 斉藤さんは翌年の春に地元の山形で結婚され、奥さんを(うまいこと言いくるめて…??奥さんには直接確認していません…!)この山に連れて戻って来たそうですが、それからというものはご夫婦で筆舌に尽くしがたい苦労の連続です。次回はこの一端をご紹介いたしますねっ!
(つづく) |