2017年1月16日 皆様お疲れ様です。先日、お休みを頂き大学時代のサークルで、お世話になった先輩の結婚式2次会に招待され出席していました。2次会で私が一番楽しみにしていたのがなんといっても「余興」のダンス!(^^)!。今回は30名で踊ったのですが、新郎新婦ともに喜んでくれたので大成功でした。 また大学時代、6年間ダンスを一緒に頑張ってきた同級生にも会うことができ、会話が弾みました。やはり久しぶりに会おうと元気を貰えることが多く、非常に有意義な話が出来ました。北海道で寒い中お馬さんと牛さんの診療に励んでいるといった話、大学院でインフルエンザの研究に燃えているといった話(ちなみについ最近NHKに出演してきたとのこと)を聞いて、「凄いなー!頑張っているなー!」という印象が強くとても刺激になりました。私もその同級生に負けないよう精進しようと改めて思いました。 実際に増し飼いは分娩前2ヵ月前という早い時期からスタートさせてあげます。理由としては分娩前3ヵ月から胎子の成長速度が上昇するためお母さん牛の栄養が足りなくなる、また分娩前後はお母さん牛の食欲が低下するためです。 増し飼いの方法としては粗飼料と濃厚飼料(配合飼料)を日量でそれぞれ1kg増やしてあげることが推奨されています。急に変更すると前回のコラムでもお話しましたが、ルーメン発酵の安定を阻害してしまうので、特に濃厚飼料は少しずつ増量してあげて下さい。もし濃厚飼料の増量に抵抗がある場合は、粗飼料だけでも増やしてあげることをお勧めします。お母さん牛の「胃の中のカサ」を増やして、胃を大きくしてあげることで空腹によるストレスを避けることも目的としているためです。 しかしお母さん牛の増し飼いは一切していないよー、というスタイルの農家さんにもお会いしたことがあります。でもその農家さんは繁殖成績や子牛の増体も良い農家さんです。実際にお母さん牛のBCS(ボディーコンディションスコア)やエサをみて「なるほど~」と」思ったのですが、BCSも丁度よくエサも青草やラップサイレージを混ぜて給与していたのです。よって栄養的な品質が良いものを給与している農家さんは無理して増し飼いする必要もないのかなと思いました。なによりもお母さん1頭1頭の体の状態を見ながらエサをあげている農家さんであるので、「お母さん牛の変化にともないエサの調節をこまめにできている」ということが重要ではないかと思います。 次回は人工哺育について進めていきますー!(^^)!。 前の記事 子牛の哺乳時で何に気をつけていますか?その5 | 次の記事 休題~ネックウォーマー装着術~ |