ケーススタディー ~TOKOGAE③~

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2016年10月11日

　皆様お疲れ様です。やっと鹿児島県は涼しくなってきました。人生で初めて九州の地で夏を体験しましたが、来年は夏が来ないでほしいと切に願っています。もう嫌だ、、、

　しかし、楽しいことも沢山ありました。先日は診療終わりに、天気が雨にも関わらず、わが社の椎葉獣医師が「よし！！魚（アジ）釣るぞ」と私を誘ってくれて、「釣り」をしてきました。釣りをしたことなかったので、はじめから教えてもらい、見事に釣れました(^_-)-☆。何匹か釣れたら、雨が強くなり寒くなってきたので(笑）帰りましたが、とても楽しかったです。

　では前回のコラムの続きに入ります。
　そのときは偶然にも実習生と共に往診を回っていましたので、「ホースとバケツ使って一緒に床を水で濡らそう！！」と協力してもらいました。しかし、なかなか思うように濡れてきません（泣）。「笹崎先生まだですかー？汗」と実習生に言われてしまうくらい手伝ってもらい、ようやく様になってきました。

　処置前の写真も載せておきますね。

　その日の治療は解熱剤と抗生剤等は昨日と同様の薬を投与し「水撒き」の効果を試したのですが、やはり次の日2頭とも熱が下がっていました。それに加えて、新しく床を濡らした場所にも牛さんが座って休んでくれるようもなりました。

　しかしながら、安易に「床替えは夏場にしないほうが」とならないように気をつけて下さい。なぜなら、牛床の衛生状態が悪く血便等が見られた場合、いち早く床替えをして、消毒を行ったほうが良いからです。「優先順位が一番高いのは何なのか、本当に牛さんにとってベストな処置なのか」を常に考えて診療をできるようにこれから頑張りたいです!(^^)!。