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松本大策のコラム
【緊急!】AI検索の危険(ハルシネーションについて)

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2026年9月11日

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 昨日、親しい方から写真1のようなLINEが送られてきました。この画像に続いて「これ、本当ですか?」と書いてありびっくりしました。


写真1

 しかも、出典がシェパードとなっています(写真1の黄色で囲った部分)。
 驚いて、こんなこと書いたスタッフがいるのかを全員で確認しました。バイトリル(フルオロキノロン系:エンロフロキサシン)とエクセネルRTU(セフェム系:セフチオフル塩酸塩)の併用は、薬理学的な相互作用(拮抗作用)を起こしにくく、重症の細菌性肺炎などで相乗・相補的な効果を期待して併用されることがある組み合わせです。
 バイトリルを単独長期使用すると肺膿瘍を作るため、このような使い方をするのは医学的な常識だからです。

 AI検索では、出典の(写真1の黄色で囲った部分)をクリックすると、参照したページに飛ぶことができます。そこで参照ページをたどってみると、写真2のページに飛びましたが、内容は全く違います。


写真2

 こういうAIの間違った出力を「ハルシネーション」と呼びます。

 ハルシネーションとは、人工知能(AI)が事実とは異なる情報を、あたかも正しいことであるかのようにもっともらしく出力する現象のことです。
 原因はAI(大規模言語モデル:LLM)が情報の「真偽」を検証しているのではなく、「統計的に次に続く確率が高い単語」を予測してつなげている仕組みに起因します。

 出力された内容をうのみにせず、人間が必ず一次情報や信頼できるソースで裏取りを行う必要があります。

 シェパードが、いつも推奨している処置を否定するようなハルシネーションが起きていたため、取り急ぎこのコラムをアップしました。AI は便利ですが、きちんと裏付けを取らないと、大きな失敗をする危険があります。

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骨折その1

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