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加地永理奈のコラム
添加剤を小分け保存

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2026年4月22日

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牛の添加剤は様々ありますが、1頭あたりの給与量が少ないのに販売単位が大きいものもあるかと思います。
そのような添加剤は、一度開封した後の保存方法によって品質が大きく左右されてしまいます。
それを小分けにして保存するという工夫をされている方がいらっしゃったので、ご紹介しようと思います。

その方は、銅欠乏症の治療に用いる添加剤「アベイラ」を小分けにして保存していました。
この1頭あたりの給与量はわずか10gですが、製品は25kg袋で販売されています。
これを開封してその袋のまま使い続けると、湿気や温度などの影響を受けやすく、気づいた頃には品質が劣化してしまいます。
吸湿や酸化の影響を受けた添加剤は、本来の効果を発揮できず、治療の目的を果たせなくなってしまいます。
また、カビが増殖してしまったら、たくさん残っているのに破棄せざるを得なくなる…なんて事態にもなりかねません。

そこで活用されていたのが、「ラミジップ」というアルミ素材のチャック付き袋でした。
銀色で遮光性があり、外気や紫外線の影響を抑えられます。
さらに乾燥剤も一緒に封入することで、湿気対策も徹底されていました。

少量ずつ小分けにしておくことで、開封後の劣化を最小限に抑えることができます。
高価な添加剤を無駄なく効果的に使うためにも、特に気温も湿度も上がっていくこの時期に保存方法を見直してみましょう。

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