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橋本匠護のコラム
牛伝染性リンパ腫は高齢牛の病気?

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2026年3月6日

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先日、「牛が立てない」との連絡で肥育去勢牛を診察。検査の結果、牛伝染性リンパ腫を発症していました・・・。

牛伝染性リンパ腫は、ウイルス感染により白血球が腫瘍化し異常増殖する病気です。ウイルス感染から発症までは長い潜伏期間を要することもあり、牛においては4~8才での発症が多いとされています。

た・だ・し、例外的に若齢で発症するケースもあります。極端な例では、国内において3ヵ月齢という非常に若い牛での発症も確認されています。早すぎます。若齢での発症は「早期のウイルス感染」「宿主の発がん抑制機構の破綻」「ウイルスのタイプ」などが関与しているのでは?と考えられています。

3ヵ月齢とまでいかなくとも、冒頭のような肥育牛での発症というはチラホラいます。「牛が立てない」「痩せてきた」「リンパ節が腫れている」といった牛伝染性リンパ腫っぽい症状を示している場合、月齢というものは関係なく頭の片隅にこの病気を置いておいたほうが良いのかもしれません。

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