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松本大策のコラム
マイコプラズマの中耳洗浄

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2026年1月19日

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尿でわかる!マイコトキシン検査はじめました
尿中カビ毒検査とは(チラシ) / ご依頼の手順など

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 今週末また寒くなりそうです。みなさんも、農場の牛さんたちも体には十分お気を付けくださいね。また、毎年感じることですが、寒い日が続いている間より、寒さが緩んだ時に子牛の病気が増えるので、そこも注意してあげてください。

 ところで、多くの細菌で抗生物質の耐性化が問題になっていますが、マイコプラズマも例外ではなく、とても治療効果を上げにくい厄介な病気になっています。マイコプラズマ感染による肺の炎症は抗生物質を上手に使うと抑えられるように感じていますが、多発性関節炎や中耳炎を併発した個体は、なかなか治りにくく、治療に時間もかかってしまいます。
 マイコプラズマ性の多発性関節炎は別の機会にお話しするとして、今回は中耳洗浄について、今僕が行っている方法と新しく試作した中耳洗浄機についてお話ししたいと思います。

 マイコプラズマ感染で発生した中耳炎の中には、クレブシエラなどほかの細菌の二次感染を起こして、粘性の強い硬い膿が中耳にたまってくるものがあります。細菌が集まって塊(プラーク)を作ると、バイオフィルムというバリアのような膜をつくってしまうため、なかなか抗生物質が届きません。そこで、バイオフィルムを唯一破壊できるという二酸化塩素(クリアンスという製剤:詳細は090-3313-1062小山さんまで)を20ppmの濃度にしたもので洗浄した後、最初の三日間ほどはバイトリル1ml+生理食塩水50mlを注入、その後はエクセネル1gを20mlの生理食塩水で溶かしたもの1mlか、マイシリン1mlのどちらかを生理食塩水50mlで薄めて注入、というやり方をしています。

 膿がしつこい場合はたくさんの洗浄液で洗ってあげたいのですが、注射器や仔馬の投与器では1回50mlしか使えないので、何回も洗うのが煩雑です。
 そこで、洗浄機を自作してみました。詳細はビデオをご覧ください。注意点として洗浄液は40℃程度のお湯にしてくださいね。

 
 
 
 
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今週の動画
伸びの有無で健康チェック

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