2014年6月18日 お灸を続けて3日・・・ これまではフォークリフトで腹帯を吊り上げて立たせていた牛が・・・ 自力で立ちました喜(下写真)!! トドメのひともくもく あとはこの子はしっかりと餌を食べてくれればそのままグッバイです ――――――――――――――――――――――――――――― さてこれまで私はお灸に対して、効能上のネガティブな印象は無かったのですが、どうもモグサを丸めたり固めたり整えたり、味噌を絞ったり乗せたり、火を着けたり始末をしたり・・・と、作業上煩雑そうなイメージがありました。 その中でも特に、モグサを固めるのが上手くいかないという印象を強く持っていました。 今回も実施にあたって、何か作業を効率よく進めるいい方法は無いかと考えていました。 ファルコンチューブを図のようにのこぎりでカットします。 ふわふわのモグサをカップにすりきり一杯入れて、押し固めます。 先端の穴から押し棒でモグサを押し出すと、コーン型のモグサが出来上がりです喜! これがなかなかのヒットで、モグサ固めに関してはほぼノーストレスで施術できました。 味噌に関してはモグサの安定性を増すための台座の意味で使用するのですが、でんぷんのり、ボンドを使う地域もある模様です。今度は試してみようと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――― 牛のお灸は地域によっては盛んに行われているところもあり、運動器障害よりも繁殖機能改善の目的で実施することがとても多いようで、豚へのお灸もとても有名です。 これを契機に当診療上でもお灸の情報を集め、治療を増やし、効能を評価していければと思います。 前の記事 NO.287:お灸 | 次の記事 NO.289:ヤギかわいー |