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さて、「仙骨靱帯」と「尾骨靱帯」を理解したところでデブ組の分類をしてみましょう。まず、最初に横からみた形がU字に見えたらすぐさま「仙骨靱帯」と「尾骨靱帯」を触ります。両方とも外見から判別することが出来ず脂肪に埋まっており背中は平坦、お尻はぶりぶりしていたのならばその牛さんはBCSが4.00以上は確定です。この状態の牛さんは・・・やはり太りすぎです。「仙骨靱帯」が見えて「尾骨靱帯」が見えない状態は3.75。「仙骨靱帯」が見えて「尾骨靱帯」もやや見える状態は3.50。「仙骨靱帯」が見えて「尾骨靱帯」もしっかりと見える状態は3.25。どうでしょうか・・・ちょとわかりにくいですね〜。ここで重要なのは「仙骨靱帯」は微妙な違いはありますが、見えるか見えないかの二択なのです。ところが「尾骨靱帯」は(見えない)→(やや見える)→(しっかりと見える)と変化します。この変化に伴い3.75→3.50→3.25と変化。つまり「尾骨靱帯」で自分なりの基準をつくることが重要なのです。 |