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伏見康生のコラム
NO.281:鬼グリップ

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2014年4月30日

新人獣医師2人の削蹄鎌のグリップを改造しました。

からからに乾いた和牛の蹄は尋常ではない硬さのため、削蹄ビギナー(もち私も)にはとてもハードルが高いです。
刃が入ってもカツっと止まって蹄底がガタガタになったりしちゃいます・・・

しかしながら、原因は蹄の硬さだけではなく、鎌の握り方、動かし方、角度、力の入れ方、握力、腕力が問題だったりもします。
つまり、修行が足りないわけです(笑)

とはいうものの、筋力系は個人差もあり、なかなかすぐには解決しないもの。
そこで「鬼グリップ加工」を施すと、わずかながら握力、腕力といったフィジカルの問題を埋めるのに役立ちます。
握りやすく、滑りにくく、力がとても入りやすくなりますよ!

この加工をするだけで、握力が弱い人もスムーズに蹄を削れる!!!・・・
かも!!?
女性、そして非力な男性、即実践してみてください(笑)

作り方は以下のとおり
しっかりテンションかけて巻いてください。

NO.281_鬼グリップ_01

NO.281_鬼グリップ_02

NO.281_鬼グリップ_03

NO.281_鬼グリップ_04

こちらは使い慣れた私の相棒たち

NO.281_鬼グリップ_05

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