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橋本匠護のコラム
陰睾の血液検査とエコーと手術

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2026年7月3日

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先日、陰睾(潜在精巣)の手術を行いました。陰睾とは、本来陰嚢まで下降するはずの精巣が途中で止まり、腹腔内などに残ってしまう病気です。今回遭遇したのは左側の精巣だけが陰嚢へ下降せず、腹腔内に残っている牛でした。

陰睾では、腹腔内などに残った精巣が必ずしも機能しているとは限りません。機能が失われている場合には、無理に摘出しなくても問題にならないことがあります。そのため今回は、まず陰嚢内まで下降している精巣を通常どおり去勢しました。

その後、一定期間をおいて血液中のテストステロン濃度を測定したところ、5.3 ng/mLと高値。残っている精巣はバリバリ機能しちゃっているようです。超音波検査も行ったところ、残った精巣はルーメンの後方付近に存在していることが分かりました。

位置を確認できたところで、いざ手術。

術後は食欲も良好で、経過は順調です。良かった良かった。

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