2019年2月6日 弊社診療所の診療エリアではすでに梅の花や緋寒桜が咲き誇り、日中はすでに春の陽気すら感じられる日もあります。鹿児島の冬はどうやら終わったようです。 農場(建物の外)で診療業務を行う牛の獣医師は治療牛の症状や投薬内容などはノートに記録を取り、診療所に戻ってからカルテに起こす作業を行うことが多いです。 例えば… こうした情報は目の前で治療をしている牛さんとは直接関係ないように見えます。 事務所がきれいであれば、仕事や気持ちに余裕があり、いいサイクルに入っている証拠です。 「木を見て森を見ずにならないよう気を付けなければならない」と、家畜診療の現場ではよく注意されることがあります。牛さんや農場の経営の現状をもたらしている背景が何なのか、近頃はそこをきちんと発見できるように努力しているところであります。 前の記事 第220話「そのお産、汚染(おせん)になっていませんか⑤~清潔なお産のポイントおさらい~」 | 次の記事 第222話「見るのではなく観る。観るよりも視る。」 |