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蓮沼浩のコラム
第523話:言葉の重要性

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2018年6月14日

 鹿児島は本当に日が長くなってきています。夜の7時半すぎなのにずいぶん明るいな~と思っていたら、夏至が近づいていました。明るいと一日が長く感じられるので、なんだか得した気分になります!

 先日戸田獣医師がワークマンの重要性についてコラムを書いていましたが、本当に小生もすべての仕事は働く人にかかっていると思っています。多くの牧場を見てきて、結局は牛を飼うということはそこで働く人にかかっていると言っても過言ではないと思っています。しかし、ここが一番難しい所。多くの牧場で本当に人間関係のトラブルは絶えません。もちろん獣医さんの間にもいろいろあります。農家さんと獣医さんの間でもいろいろあります。お互いに色々と言い合っています。本当にいい言葉を聞くことは非常に少ないのですが、悪い言葉を聞くことはもうしょっちゅうです。

 言(ことば)の内に命があった。命は人間を照らす光であった。

 たしかとてもすごい本に書いてあったような・・・。色々とあると思いますが、牧場内を円滑に回していくためには、この言というものにもう少し意識を向けてみてもいいのではないでしょうか。一番簡単なのは「有難う」です。仕事をするうえで、この「有難う」を口癖にできればしめたものです。小生もできるだけ診療中や電話などでは意識してこの「有難う」や「有難うございます」を使うようにしています。ヒトさまに言うのは当然として、注射をする時に牛さんが静かにしていてくれただけでも、牛さんに対して「いい子だね~、有難うね~」ということもあります。牧場で仕事をしていて、一日に何回「有難う」を言いましたか?

 一回? 二回? ・・・・ゼロ回!!!

 なかなか「有難う」というのは恥ずかしい面もあると思いますが、是非とも意識して取り入れてみてはどうでしょうか。

 ふと横を見ると、笹崎獣医師が農家さんと電話をしています。

 「はい、了解いたしました!有難うございます!」

「で」が非常に気になる電話でしたが、まあいいでしょう(笑)
 
 
 
 
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