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松本大策のコラム
日本の経済政策の提案(ダメなやつだとは思うけど...)

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2018年2月9日

 ネタが思いつかないので、畜産とは関係が薄いけど(本当は大きく関わっているのですが)常々考えていることを書きます。

 日本の景気は「いざなぎ越え」などと言われていますが、みなさんは本当に景気がいいと実感していますか?

 確かに子牛価格は高いので繁殖農家さんは景気がいいと思っていらっしゃるでしょう。肥育農家さんだって、ここのところ枝肉価格が「若干」高いので税金対策なども必要だったと思います。まぁ、肥育農家さんの税金というのも、子牛を購入して1ヶ月経つと、実際に骨折などで出荷してもほとんど金にならないのに(つまり時価額が下がっているのに)、課税評価額としては購入金額プラス1ヶ月間の飼養管理経費を上乗せで、棚卸し資産として課税されるっておかしくありません?

 あ、また脱線しました。今回お話ししたいのは、「日本の景気対策として僕が考えていること」でした。僕は経済学者ではないし、というか世の中にかなり疎いと自覚してますが、ド素人の意見も参考になることもあるんじゃないかなぁ、ということで批判を恐れずに書きます。

 まず、官官接待を復活させるって言うのはいかがでしょう。官僚が税金で飲み食いするなんて許せん!ということで規制されたのですが、贅沢品を食べるなんて人のお金だから、金額に糸目を付けなかったのでしょ?実際、官官接待が禁止されてからお肉や高級魚、高額食品の価格は下落してるじゃないですか。結局、生産者の売り上げも下がっています。

 だいたい、「努力した人は報われるべきだ」ってみんな言ってるじゃないですか。でも、きっと「努力した俺は報われるべきだ。(あいつの努力はどーでもいい。)」というのが本音でしょう。でも考えてみてください。官僚の人たちは、僕らがバイクに乗って遊んでいるときも努力して勉強していたのでしょうし、日常だって、終電がなくなる時間まで働くことも茶飯事ですよ。官官接待くらい、縦割り行政の横の連携を取るのにも有効でしょうし、そのくらいの特典があってもいいんじゃないかなぁ?それによって社会にお金が回るようになれば、牛飼いさんも一般人も潤ってくるんじゃないかと思うのですが、ま、素人考えですかね。

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