(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
蓮沼浩のコラム
第893話:もしかしたら牛肉不足の入り口に立っているのかもしれない?番外編

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2026年10月27日

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まだこのテーマで文章を書くんですか!!いい加減にしてください!!

さすがにもういいでしょと言われそうなのは百も承知ですが、昨日農畜産業振興機構さまのホームページをたまたま見させていただいたら、9月28日に発表された牛肉の需給予測についてという報告を発見してしまったのですよ。記事を読んだら知らない間にコラムを書いていました。すみません。

報告を読んでいると、非常に気になる表現がかなりありました。

・ かなりの程度下回ると予測する
・ 大幅に下回ると予測する
・ かなり大きく下回る

まあ、こんな感じです。どれも出荷頭数・生産量、輸入量、期末在庫にたいしてです。結構強めの表現ですね~。

ちなみに・・・鹿児島県の子牛市場の話になりますが、大体毎月昨対比で300~400頭ぐらいは子牛の上場頭数は減っているので間違いなく約20か月後の和牛出荷頭数は今よりも減っています。あとは受精卵移植の状況しだいというところです。

今回の資料、小生が一番注目したのは在庫です。10月末の牛肉在庫量は12万6,500トンと予測されています。これは前年同月比85.1%、つまり約15%の減少です。さらに驚くべきことに、過去5年間の同月平均と比較しても17.7%少ないと予測されています。牛肉の在庫は、前年と比較して減っているだけでなく、過去5年間の平均と比較しても大きく減少しているということになります。

一方で、牛肉の出回り量は9月が前年同月比98.9%、10月が95.2%と予測されています。生産量や輸入量が大きく減少する中でも、市場への供給量は比較的小さな減少にとどまっています。単純に考えれば、不足する供給量の一部を在庫の取り崩しによって補っているということになります。実際、今回の予測では9月末の在庫量が13万7,800トン、10月末には12万6,500トンとなり、わずか1カ月で1万1,300トンも減少する計算です。

牛肉の在庫には季節的な変動があり、在庫量が減少したからといって、直ちに牛肉が不足するわけではありません。しかし、国内生産量が減少し、輸入量も減少し、そのうえ在庫まで減少しているという状況はしっかりと認識しておく必要があります。

牛肉の生産には長い時間が必要です。先ほど書いたように現在も和牛子牛の上場頭数は昨対比で減っています。現在の出荷頭数の減少は、数年前の出生頭数などの影響を受けているのです。ということは、間違いなく和牛の在庫は今後も減り続けます。確実に。そして、輸入牛肉についても、現地価格の高止まりや為替相場の影響などがあり、簡単に輸入量を増やせる状況ではありません。

つまり牛の頭数が減り、生産量が減り、牛肉の在庫が減り、今よりもさらに希少性が高くなることは間違いないでしょう。

ただ・・・だからといって子牛の価格や枝肉価格が上がり農家さんの経営がよくなるといえないところが非常に悩ましいところです。来年予定されている消費税減税の畜産現場に与える影響も現場では最近良くききます。肥料も世界的に価格が高騰し、多くの国の作付けや作物の生育に大きな影響がでるといわれています。いろいろ大変そうです。どうなることやら・・・。

今、お酒飲みながらコラム書いていますが、なんだか急激に酔いが回ってきたので寝ます。

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