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暑熱対策用の漢方薬 |
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2026年4月20日
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僕は、牛さんにも漢方薬をよく処方します。人用のものですが、草食動物である牛さんにもよく効くという印象を持っています。
最近の日本は「二期の国」といわれるくらい、春を感じる暇もなく、肌寒い時期から急に暑くなってしまいます。
暑熱対策も以前よりかなり前倒しにする必要があります。また、ヒトでも熱中症は暑さ本番の夏と同じくらい、急に気温が上がる4月、5月くらいの時期が、代謝が対応できないために発生しやすいと言われています。
熱中症は、関節炎とか中耳炎、肺炎のように、炎症を持った個体の方が発症しやすい傾向にあります。
僕は、そのような炎症のある個体や炎症性疾患の履歴のある牛さんには、暑くなる前からのサポートをお願いするようにしています。
ビタミンAやβカロテン、ビタミンE、パントテン酸、亜鉛などは必須なのでV4処置やV3処置とドン八ヶ岳やリカバリーM等を与えていただくことが多いのですが、漢方薬の「補中益気湯」というものも、大変効果があります。これは、薬用人参や甘草エキスなどを含んでいて、元気を補う目的でヒト(特に虚弱体質の方)に処方される漢方薬です。
漢方というと「なんか、体質改善とかで長く飲んでじわじわ効く」みたいなイメージを持っている方が多いのですが、漢方薬が編纂された当時の中国を考えると、そんな慢性病に対応する余裕はなく、どちらかというと、飲んですく効く、今の西洋薬のようなものなのです。
夏本番で熱中症を発症した牛さんには「清暑益気湯」の方が向いています。どちらもドラッグストアで売っていますから、牛さんなら体重60-100kgあたり1袋の割合で飲ませてみてください。
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