2020年1月20日 世界中が異常気象で大変ですね。オーストラリアでは、干ばつと異常高温で大規模な山火事(人為的な火災で24人が逮捕されたそうですが.....(-_-))が発生し、5億匹の野生動物が死亡したとのことです。 まず最初に思いつくのは、オーストラリアが異常気象と言うことは、粗飼料や穀物の収穫量に必ず被害が出るだろうと言うことです。これまでも、中国産の稲わらが供給ストップしただけで、粗飼料全体の供給量がひっぱくして、粗飼料価格の値上がりだけでなく、一定の粗飼料が入手できず、ロットごとに異なる粗飼料を購入するしかなく、肥育成績にも繁殖成績にも影響が出る、という経験をしてきました。 今回は、ロットごとに異なる粗飼料どころか、粗飼料そのものが入手困難になる可能性があります。 国産稲わらを大切に収穫し利用するのは当然のことですが、次回の収穫までは半年以上あります。 肉質とかいろいろなことを考えると異論もあるでしょうが、そういった問題は解決できると考えています。それより、与える飼料がなくなってしまうことを考えれば、ずっとよい選択だと思います。労働力が足りないというなら、飼養頭数を減らしてでもやる方がいいと思います。 前の記事 勘弁してよ! | 次の記事 新型コロナウイルスのお話し |