2019年7月17日 「午前中はエサ食ったのに、夕方粗飼料だけごっそり残した」という電話を受けて診察に向かったときのことでした。その日は連日の雨が止み、蒸し暑かった1日でした。 要治療牛の部屋に近づくと、1頭のメス牛がウォ―タ―カップで水を飲んでいました。 部屋に入り保定されている牛さんの診察に入ります。 これはもしや。 ズオー!ズオー! 1部屋にウォ―タ―カップが1つしかない、さらに水圧が低い、となると牛さん同士で水の奪い合いが始まります。順位の弱い牛さんは飲みたいときに飲めず、ストレスもたまります。 なお、この部屋には大きなバケツを用意してもらい水飲み場を増やすことで緊急事態をしのぐことになりました。 前の記事 第242話「気分をアゲるもの」 | 次の記事 第244話「ものの居場所をつくってあげる」 |