2019年4月24日 残念ながら、鹿児島でもついに「夏日」と呼ばれる日が発生してしまいました。 さて、肥育牛はどんどん体を大きくして、枝肉重量のある立派な体つきになってくれないといけませんね。血統の影響はありますが、子牛もDGがより高く、体重の乗った個体が高値で取引される傾向にあります。しかしながら繁殖母牛となるとそうではありません。 よく、地元の農協さんからの配布物などで「母牛は太らせないようにしましょう」、とか「適正体重の維持に努めましょう」とか、「過肥がないように管理しましょう」などという文面が書かれているのを目にします。同じ牛でも繁殖母牛は太らせてはダメ!という扱いが基本です。農家さんによっては、少し太めの方が受胎率がいい気がする、あるいはすごく痩せているように見えるけどこれでも年1産だよ、という方はいらっしゃいます。牛にも個性があるように、その個体にあった体重というのは存在しますから、一概に何歳で何kgがいいということは言えません。 |