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戸田克樹のコラム
第212話「初めての但馬家畜市場!②」

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2018年11月28日

但馬家畜市場では、子牛が競り場に出たときに両サイドにあるディスプレイに「エサ、添加剤、それぞれのメーカー」が表示されていました。この牛がどんなエサや添加剤(鉱塩含む)を摂取してきたかも分かるようになっています。購買者にとっては非常に重要な情報です。

拍手が出た農家さんの時、ディスプレイに表示されていたのは「新幼牛M 中国物産(株)」「ダイヤM 中国物産(株)」の文字…。
なぬ!!!!!( ゚Д゚)!!!!!中国物産(株)さんのエサ???

昨年から中国物産(株)のエサに変更した農家さんが出品した牛だったようです。出品された農家さんに伺ったところ、これまでは競り値がなかなか伸びずに悩んでいて、思い切ってエサを変えてから価格が少しずつ良くなってきて今回に至る、という話でした。これまでの値段を知っている仲の良い肥育農家さんが競り値を見て思わず拍手した、というわけです。肥育農家さんも、「よかったやん!」と繁殖農家さんに声かけされていました。

エサを変えるというのはなかなか勇気のいる思い切った決断だったと思いますが、牛がよくなって、価格にも結果が出たというのは非常にうれしいことですね。

農家さんが喜んでいるその瞬間に立ち会うことができて、小山さんと一緒に私自身もとてもうれしくなりました。



 
 
 
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