2018年9月28日 最近、すっかりおなじみになった「オレオレ詐欺」ですが、「あんなのに騙されるやつがいるんだ、まあお年寄りで人を疑うことがないんだろうな」とか思っていたら、この頃では手口も巧妙になって、まるで実際に息子が痴漢加害者を疑われて、周りで女性が泣き叫んだり、息子役が「ごめんなさーい」と謝っていたりする中で、刑事役の人が被害女性への慰謝料として振り込ませるみたいなストーリー仕立てで、息子の身を案じる親はころっと騙されるなんてケースが増えてきているようです。 それから、コンピュータ関係の詐欺も増えています。先日は、Amazonから「未払い金が徴収出来ないため、司法手続きに移行します。心当たりがない方は****番へご連絡下さい」というメールが来ました。巧妙ですよね?心当たりがなければ、うっかり電話しちゃうかも知れません。でもこれは詐欺ですから全く無視してメールを削除しましょう。それだけで何にも問題ありません。 あとね、ネットを見ているときに、写真のような画面(この画面は苦労してやっと引っかかりました。引っかかろうとするとなかなか引っかけてくれないものですw)がいきなり出て、あわてて「OK」を押してしまうと、これまた詐欺でやっかいなことになります。「今すぐスキャン」を押しても同様です。このときも、タブに着いているバッテンマークを押してタブを閉じれば問題なしです。ただ、サイトによっては、タブを閉じることができない場合もあります。そのときは、パソコンを再起動するか、電源ボタンを長押しして強制終了しましょう。 こういうのに引っかかるとき、人間の心理はパニックになっているケースや「正常性バイアス」といって、まさか自分には起こらないだろう、という心理が働いている場合が多いのです。素直な人ほど引っかかりやすいので気をつけましょうね。 |