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松本大策のコラム
胃カメラカプセルを見てきました

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2018年8月10日

 またまた台風が2つも来ています。みなさんの農場は、備えは大丈夫でしょうか?自然の力の前には、本当に無力さを感じますが、それでも備えることで被害は減らすことが出来ますからね。

 今(8月9日)、伊丹空港なのですが、これから栃木に向かいます。飛行機飛ぶかな(^_^;)
 今回は、大阪のコンサルとからめて、頸椎ヘルニアの診察を受けてきました。その病院の先生がとても変わったというか、天才的な発想を持った方で、こちらはヘルニアの治療法とともに別にコラムにアップします。

 そういう先生ですから、さまざまな医療器具の特許取得などもなさっていますし、いろんなメーカーさんの開発の方も集まってきます。

 そこでちょうど、「小腸の中」を見ることが出来る新型カプセル型胃カメラのアイディアを一緒に考えて欲しいというメーカーの社長さんにお目にかかりました。僕は何にでも好奇心が強いので、「カプセル型胃カメラ」を見せてもらいました。もちろん新型の方の情報は公開出来ませんが、現在使われているタイプを、直に手に取る機会を与えられました。

 この胃カメラのことはご存じの方も多いと思いますが、直接見る機会は少ないと思って今回のコラムに取り上げました。もしかしたら、どなたかが牛さんにも応用出来るようなアイディアを思いつくかも知れないでしょ?

 手に取った感想は、「すごいなぁ。これで消化器の中を見ることが出来るんだ!」というのと、「ちょっと大きくて飲み込むの大変そうだな(^_^;)」というものでした。

 伺うと、その小型化のアイディアを先生のところに相談に来られたとのこと。公開は出来ませんが、先生はすぐに現在開発中の他社製品(公開されています)を紹介し、また新しいアイディアを出されていました。まあ、天才っているものですね。

 牛さんの場合、人と違って消化器の中を空っぽにするのは難しいので、そのままでは使えませんが、牛さんの身体の大きさを考えると、他の使い方もあるかも知れません。たとえば血管も太いし、どこかから入れて誘導し、どこかから回収する、などの使い方も出来るかも知れません。

 すぐに役に立つものではないと思いますが、閑話休題として話題のためにもビデオも付けておきますね。

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