(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
戸田克樹のコラム
第196話「月末奮闘記」

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2018年8月1日

イヌやネコなどを主に診療している動物病院では「診療業務が終わればその日の仕事はほとんど終了」というところが多いかと思います。診療業務だけでも結構遅くまで仕事をされている先生方は多いですよね。感服いたします。

一方で、牛の獣医師はどうでしょう。
先生方によってやり方は様々でしょうが、シェパードでは診療が終わった後に「カルテ作成」「請求書作成」といった事務作業を診療所内で行います。小動物の先生方は診察をしながらカルテを書くことができますが、外で診療をしているため診療記録簿などに症状や投薬内容をメモしておき、診療後にパソコンでカタカタと入力作業をすることが日課となります。この事務作業にだいたい1~2時間程度かかりますね。

そして月末を迎えると、その月のカルテや請求書の内容に入力ミス、記載漏れがないかをスタッフ一同で確認する作業をこなしていきます。診療業務は通常通り行いますし、締め切りが数日後という結構なタイトスケジュール。確認作業は速やかに終わらせていかないと診療が予想外に増えて事務作業どころじゃない、気が抜けない毎日がここから始まります(笑)

そうしてなんとか月末の作業初日を終えた昨日、夜間当番の笹崎先生から着信が入りました。「先生、帝王切開です。双子です。これ…出せないです。」との連絡が入りました。
月末日にオペはこれまで記憶にありません。眠い目をこすりながら、深夜1時から二人で帝王切開を実施しました。無事に2頭とも取り出すことができました。今日は非常に眠たいです(笑)。めでたし。
 
 
 
 
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