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蓮沼浩のコラム
第526話:手袋

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2018年7月5日

 最近デビューした事務所のクワズイモが大きくなっています!この調子だと植木鉢をそろそろ交換しないといけませんね。

 現在シェパードの獣医さんは全員必ず手袋をして診療を行っています。

 え?手袋をして診療するのは当たり前じゃない?という意見が多そうですね。
しかし、小生は牛さんの獣医さんで手袋をつけて普段の往診業務を行っている人は意外と少ない印象を持っています。

 手袋といえば、手術の時と直腸検査の時のみ

 実は直腸検査手袋も、小生が獣医師になり立ての頃は着けていない方もいらっしゃいました。素手で普通に直腸検査や授精を行っています。小生も過去にやったことはありますが、確かに直腸検査の感触は非常にいいです。しかし、今は一頭一頭直腸検査手袋を取り換えるのはあたりまえになっています。

 実は手袋をつけて診療するのにも慣れが必要です。最初は面倒くさく感じるかもしれません。しかし、毎回手袋をつけて診療をしていると、手袋をしないで診療をすることが考えられなくなってきます。

 ・手が汚れない
 ・手を洗う必要がない
 ・感染の予防
 ・糞便などの確保につかえる

 このような理由で今ではバンバン手袋を交換しながら診療を行っています。今まで確かに手を洗ってはいたけど、使い終わった手袋をみると、結構手が汚れていたんだな~と今更ながら思います。これからの時代、手袋をつけての診療というものが、手袋をつけて直腸検査をするように当たり前になってくるかもしれませんね。

 ちなみに、手袋は破れにくいものを使った方がストレスがなくていいですよ~


 
 
 
 
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