2017年1月18日 次に、注意していただきたい落とし穴は、『人間の思い込み』と『勘違い』です!! 飼料設計をする際に、「粗飼料は何kgあげてますか?」と聞くと…『6kgかな~』『こんくらい!!(手で大きく円を描く…(笑))』という答えが返ってきます。(;・∀・) 自分の感覚と実際の量の違いは、計ってみて初めて気づくことも多いです。そのため、飼料設計の際には必ず“はかり”(体重計でもOKですよ~!)を利用してください。これを使えば、あなたが思っている“このくらい”がどのくらいの量を示すのか、はっきりしますよ。(´▽`) 濃厚飼料は比較的密度が高く、一回の作業でドサっと入れられるため、ボール1杯=□kgと実感しやすいです。しかし、粗飼料の重さは、生草・乾草なのか、カッターにかけているのか・そのままやっているのかなどの切る長さでも違いますし、飼槽に入れる時にふわっと入れるか、ぎゅ~っと入れるかでも違います。 だからといって、濃厚飼料にも油断してはいけません。(; ・`д・´)ボール1杯、カップ1杯の量も、はかりでしっかり計って下さいね!! 私は、学生の頃からいろいろなことに“せっかく”という言葉をつけて行動することにしています。皆さんも『飼料設計をやってみよう!!』と思った際には、『せっかくやるんだったら全部正確に…』という気持ちをもってやってみると一回の飼料設計で牛がガラっといい方向に変わっていくかもしれませんよ。………次回までつづく(笑)(´▽`*) 前の記事 自宅で簡単!飼料設計!やってみよう⑥ | 次の記事 自宅で簡単!飼料設計!やってみよう⑧ |