2016年8月25日 リオで開催されていたオリンピックが閉会しました。日本の選手団の活躍はすごかったですね。でも、小生が一番驚いたのは閉会式。日本の演出のレベルが結構高く、なんだか次の東京オリンピックに期待がもてそうな内容でした。是非とも4年後のオリンピックの時は、日本の和牛をはじめとする肉用牛の素晴らしさが全世界に認められるきっかけとなればと思っています。柔道、競泳、体操、レスリング、卓球、そして・・・和牛です(笑)。 「おう、たぶん1年1産はできちょっど!」と自信ありげに話してくれる農家さんもいらっしゃいます。それではということで計算してみると・・・・おもいっきり400日こえてるじゃん! 何故小生がこの1年1産についてこだわるかといいますと、この目標をクリアーできている農場は間違いなく子牛の事故なども少なく、経営状態が安定しているからなのです。母牛を1年1産できる管理の仕方というものは、母牛を適正に管理している一つの指標なのです。特に分娩前後の管理が非常によく、そのために虚弱子牛が生まれるようなこともなく、子牛も健康にすくすく育ちます。極論すれば、1年1産を達成できるように管理すれば、おのずと子牛の状態もよくなり、その結果経営状態も改善する。 子牛価格の良い今だからこそ、もう一度自分の繁殖成績を見直し、必ず1年1産を達成できるような繁殖管理システムを構築していただきたいです。この目標を達成できれば、必ず他のところもよくなりますから、まずは自分の牧場の分娩間隔を真摯な気持ちで見つめてみてくださいね。まずはここからですよ! 前の記事 第447話:インフラ整備のありがたさ | 次の記事 第449話:ホルスタイン種雄牛の名前 |